この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
相談者は10社ほどから借入れをしており、長年借金の返済に苦しんでいました。この方は長年にわたり自転車操業状態で借り入れと返済を繰り返しており、当事務所に相談に来られた時には、相談者自身もどこの業者にどのくらいの借金があるのかが全くわからない状態でした。また、所有している自宅を絶対に手放したくないとの気持ちがあったため、自己破産もできませんでした。
解決への流れ
まず各消費者金融会社に連絡をして、現在の借金額を借入先ごとに整理して一覧表にしました。その後、相談者とともに家計表を作り、借金の返済に充てることができる金額を計算しました。そして、それを踏まえた上で、相談者と具体的な返済計画を立てました。各消費者金融会社とも粘り強く交渉を重ねた結果、各消費者金融会社も私たちの立てた返済計画に合意してくれたため、以後、計画的に返済を行い、最終的に全ての借金を完済することができました。
お金を借りると利息が発生するため、無計画に返済することは良い方法とは言えません。返済スケジュールをしっかりと立てて、自分や家族の生活も守りながら計画的に返済をしていく必要があります。もし、「自分の借金があといくら残っているのかわからない」、「いつまで返済すればよいのかわからない」、「借金の返済をしていることで、生活に支障が出ている」などのお悩みがある場合にはまずご相談に来られることをお勧めします。相談の上、任意整理や自己破産、個人再生など皆様に適切な方法をご提案させていただきます。